ワイヤレスポケットCCDスキャナ　MS912M+ | MS912-FUBB00-TG　2MBメモリ内蔵（Bluetooth接続モデル）

MS912(M)+はバッテリを内蔵し、充電用のUSBケーブルもパッケージに含まれています。
日本語のクイックガイドも同梱されており、どなたでも簡単にワイヤレスのバーコードスキャナをお使いいただけます。
付属のUSBケーブルをPC等のUSBポートに接続することで、充電が可能です。

MS912Plusには、ワイヤレスモードの他に、USB有線スキャナモードが用意されています。
・ワイヤレスモード(Bluetooth接続)の場合
Bluetooth接続で、スマートフォン等にバーコードデータを送信します。
iPhone・iPad、Android スマホ・タブレット、 PC等のホスト機と無線で接続します。
Bluetooth接続が可能なホスト機であれば、簡単に接続することができます。
無線通信距離は最大約 10m、BluetoothプロファイルはHIDとSPPをサポートしています。
HIDの場合、ホスト機はバーコードデータをキーボードからの入力データと見なして受け取ります。
また、iOSの場合は、MS912M+のトリガボタンをダブルクリックすることでソフトウェアキーボードとスキャナの切り替えが可能です。
SPPの場合、シリアル通信可能なアプリケーションが必要です。
バッファモードを使用すると、無線が切れた場合、一時的にデータはメモリに保存され、再接続時に自動的にホスト機に送信されます。
・USB有線スキャナモードの場合
PC等に接続し、小型の有線スキャナとしても使用可能です。
PC等のホスト機と付属のUSBケーブルで接続し、有線スキャナとしてもご利用いただけます。
PCをカートに乗せた状態での作業時等に場所を取らずにバーコードの読み取りが可能となります。
USBキーボードモードの場合、PCはバーコードデータを、キーボード入力されたデータと同じように扱います。
テキストエディタ（メモ帳）、EXCEL、Wordなどのアプリケーションに直接バーコードデータを出力することができます。
USB仮想COMモードの場合、PCはCOMポートからの入力データとして扱います。
COMポート入力を扱うアプリケーションで使用します。

MS912M+は、2MBのメモリを搭載しています。
メモリモードでは、リアルタイムな無線通信を行わずにバーコードデータを収集します。
収集作業が完了後にUSBケーブルでPCに接続します。
MS912M+ は、PCへ接続時に、外部ストレージ（USBメモリ）として認識されます。
エクスプローラを使用してMS912M+ 上に作成されたファイルをPCのフォルダに移動します。
ファイルは、メモ帳や、EXCELなどで開き、データの整形を行うことができます。
バーコードデータには、データの前後に日付と時刻を付与することができます。
これにより、棚卸しなどのデータ収集を行うことができます。
バッチデータはテキストファイル”BARCODE.TXT”として保存されます。
（写真：”BARCODE.TXT”をタブ区切り、タイムスタンプ付きでEXCELに出力した例）